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一口馬主ライフ いろは 最終回

北海道訪問記を挟んだため、

間隔があいてしまったこのコーナーも最終回。

今回は「引退」についてです。

出会いがあれば、別れもあり。

寂しいですが、この瞬間はどの出資馬にもいつか訪れてしまいます。

 

まず、わかりやすい牝馬から。

牝馬は繁殖に上がれるかどうかが鍵になります。

繁殖に上がれる場合は、出資代金の10%で牧場が買い戻しになります。

これは、GI馬だろうが、条件馬だろうが同じです。

なんか損した気分になりますよね。

ただ、良血馬は事故でもない限り、繁殖に上がれるので、

良血牝馬を買う際には、90%の値段と計算してみてもいいかもしれません。

実際、うちのリュラも未勝利でしたが、7000万円の10%で

ノーザンファームに戻っていきました。

そして、繁殖に上がれない牝馬は、まず健康面に問題なければ、

地方競馬オークションに出されます。

手数料をひかれた残りを出資者に分配されるんですね。

これは未勝利馬でも牡馬でも同じです。

数十万で落札できるので、申し込んでみようかという衝動に

駆られたことがありますが、その後の成績も見ていると、

あまり元は取れていない様ですね。

次に牡馬ですが、高齢で引退する様な馬は、

基本的に無償に近い額で乗馬クラブに出されたりします。

正直、そこから先はあまり知らない方がいい世界なのかもしれません。

そして、牡馬で最高の勲章が種牡馬入りですね

うちの馬では、先にも後にもディープブリランテだけです。

この時は、数億円で売却されました。

手数料(40%も取られるんですよ!)がひかれた残りが、

出資者に分配されます。

これを1年間で受け取ると税金が大変なので、

5年間に分けていただきます。

ちょうど、今年が最後になってしまうのですが、

ありがたい不労所得ですよね。

額は、大体1回60~80万円くらい。

5年間で漸増していく形になります。

代金は8月ごろに振り込まれます。

そう、ここ5年は、私が出資した1歳の代金くらいなのです。

ただで、出資できている様な感覚ですね。

これが、オルフェーブルドゥラメンテだったら、

どんな額になるんやろうと妄想してしまいます。

でも、貴重な種牡馬入りの体験をできているだけで私は幸せ者、

贅沢を言ってはいけませんね。

 

さて、このコーナーも本日で最終回。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

これからは、キャロット2017年募集馬の特集が

しばらく続く予定です。

 

 

 



一口馬主ライフ いろは part9

え~と、今回は何を書くんだったかな。

古馬になった出資馬についてでしたね。

無事、勝ち上がった馬はGI馬から500万以下まで様々なクラスに

いるわけなんですが、原則は牡馬は引退期限なし、牝馬は6歳の3月まで、

楽しめることになります。

ただ、私の現役馬リストを見ていただくとわかるように、

一頭、また一頭と減っていくわけなんですわ。

まず現在のクラスで頭打ちになった馬がリストラされます。

二けた着順が続く様だと、「会員様の負担が増えることを考えて・・・」

というお決まりの文言にて引退が発表されます。

地方交流戦使ったり、障害を試してみたり、色々やれることをやって

もらっていると諦めも付きますよね。

それから、故障で復帰のめどが立たない馬

1年かかるとしても、復帰したらまだやれるという見込みの馬は残ります。

私はどちらかというと早く見切って欲しい派だったのですが、

シルヴァーステートシャイニングレイの活躍を見ていると

少し考え方も変わりますね。

こういう馬から段々減っていき、気が付いたころには、

古馬がほとんどいなくなっているんですよね。

私名義ではフェルメッツアだけになってしまいました。

 

それからリーデイング上位厩舎の下級条件馬は

若手厩舎に転厩というケースがよくあります。

まあ、放置されるよりは、バンバン走らせてもらいたい所なんでね、

これはむしろありがたく思うことが多いです。

実際、ジェラルドの様に転厩先で勝たせてもらった馬もいました。

 

さあ、次回が最終回。引退時についてです。

手前味噌ながら、種牡馬入りの経験をもっているので、

参考になる記事にしたいと思います。

 

 

一口馬主ライフ いろは part8

本日はなかなか勝ち上がれない馬について。

ポンポンと出世していく馬がいるなかで、

勝ち上がれない馬が出てくるのは、ある意味必然

年間7000頭あまりがこの世に誕生しますが、

未勝利戦が7000鞍も組まれているわけはありません。

もちろんデビューすらできない馬も多いですが・・・。

明らかに能力が足りない馬は、未勝利戦の終了を待たずに引退を通告されます。

二けた着順続きだったり、脚元が悪く回復の目処が立たなかったり。

でも掲示板に入ったことのある程度の馬については、

条件を変えたり、地方交流戦に使ってみたり、

何とか勝ち上がる道を模索してくれます。

でも、スーパー未勝利までに勝ち上がれない馬については、

厳しい決断が迫られます。

引退するか、地方競馬で2勝して帰ってくるか(「出戻り」といいいます)、

未勝利のまま500万以下に格上挑戦するか。

 

先日、マイネルの馬で地方競馬に売却後に活躍して、

中央に戻ってきた馬がいましたが、それは例外です。

(でも、出資者は怒っているだろうなあ。)

未勝利のまま500万に使うのは、中長距離適正の馬に限られます。

特に第3場の長距離戦は芝、ダート問わず、フルゲート割れが多い。

なんとかそこに滑りこもうというわけですね。

これはあまり管理馬が多くない厩舎という条件もつきますね。

上位厩舎だとそんな不確実な馬に馬房を空けてくれないんです。

 

出戻りというのはファンドは継続のうえ、地方競馬に移籍して、

2勝して中央の500万に戻ってくるというものです。

たまたま2着続きだが能力は足りている、

脚部不安で調整が遅れているが500万でも十分勝ち負けできる、

ここで諦めるのは惜しい良血馬などが対象になってきます。

このパターンで活躍した馬は結構多く、キャロットではゴルトブリッツがいます。

今だと、ピンクブーケなんかが今後も活躍しそうですね。

うちだと、準出資馬でウォークロニクルもそうです。

昔は掲示板続き程度の馬でも出戻りしていましたが、

戻り後はさっぱりのケースが多かったです。

でも今は出戻りの頭数がかなり減りました。

だからこそ、選ばれた馬なので、中央でもそれなりに活躍できている印象です。

出資馬で、サンラファエルは出戻りになるか、引退か境界くらいでしょうか。

 

 

でも、基本的には引退を余儀なくされる馬が大半です。

ネットオークションで地方競馬に売却されたり、

血統がいい牝馬だと繁殖に上げてもらえたり、

残酷にも〇〇だったりすることもあるんでしょうね。

正直惜しい気がする馬もいるのですが、

その後、売却された地方競馬でもやはり

あまりパッとしない馬ばかりなんですよね。

ある程度クラブの決断はやむを得ないのかなと

後になって納得することが多いです。

 

 

続いては古馬になってから編です。

このシリーズもあと2回くらいかな。

 

 



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